古民家改修工事見学会/佐伯工務店 NEW

古民家改修工事見学会/佐伯工務店

-時を重ねる家に、もう一度暮らす。-
築160年の母屋リノベーション見学会を実施

香川県三豊市山本町の山あいに佇む築160年の古民家で、この秋、改修工事の現場見学会を開催しました。
「古きを残し、新しい暮らしを育む」そんな思いのもと、佐伯工務店が取り組む再生の現場には、多くの方が足を運び、家づくりの原点に触れるひとときとなりました。

会場となった家は、代々受け継がれてきた本家。
亡き父が育ち、施主自身も子どもの頃、夏休みに訪れて過ごした思い出の場所です。
いつか自分ががこの家を受け継ぎ、再び暮らす。そんな想いから、約10年前に少しずつ改修を始めたといいます。

納屋、ハナレと、時間をかけて手を入れ、いよいよ母屋のリノベーションがスタート。今回の見学会は、その節目となる現場を公開する機会となりました。

開催日の10月25日は、心配された雨も降らず、清々しい秋晴れ。香川県で移住し、中古住宅の購入を視野に入れている方や、実家のリノベーションを検討しているご夫婦。さらに、九州など各地で2拠点生活の場を探しているなか、瀬戸内海の穏やかな暮らしに惹かれ、相談先の役場で「アキリノ」を手に取り見学会に参加したご夫婦など、さまざまな立場の参加者が集まりました。

屋根の吹き替えを終え、床や天井を撤去した内部では、太い梁や大黒柱が露わに。150年以上の時を支えてきた構造が、静かにその姿を現していました。参加者は、佐伯さんの案内で、木組みの仕組みや劣化の見極め方、修繕のポイントなど熱心に学びました。

「家の骨組みを見られたことで、どんな工事が必要かイメージが湧いた」「完成後もぜひ見学したい」といった声も多く聞かれました。
実際の構造を目にすることで、住まいを“再生する”ということのリアルな重みを感じた方も多かったようです。

来年5月には、いよいよ母屋のリノベーションが完成を迎えます。
受け継がれた家に、新しい暮らしの光が差し込む、その瞬間が今から待ち遠しく感じられます。

古民家改修工事見学会/佐伯工務店

佐伯工務店

「100年前のように自然と共に愉しく生きる」という発想で

新築住宅・古民家再生に取り組んでいます。

本社:香川県小豆郡土庄町肥土甲2093-3

 

tel.0879-62-0774

高松営業所:香川県高松市寺井町1012-5

 

tel.087-864-0774

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